リフォームかし保険の活用方法③
同一敷地内に離れの新築を行う場合のリフォームかし保険
ハウスジーメンのリフォームかし保険では、上物部分のリフォーム工事だけなく、増築工事についても特約で保険の対象とすることができます。
【リフォームかし保険における増築工事とは】
住宅の床面積を増やす工事のうち基礎の新設を伴うものが該当します。基礎を広げて建築面積を増やす工事のほか、基礎を一部撤去して基礎をやり直す工事も含まれます。
増築工事には単純に母屋の建築面積を増やす工事だけでなく、敷地内に子供部屋などの「離れ」を新築する工事も含まれるため、母屋の床面積を増やす工事や、「離れ」の新築といった比較的リスクの大きい工事を行う際にもリフォームかし保険を活用できます。
増築工事の対象部分については、その他のリフォーム工事の実施部分と異なり、保険金額が増築部分単独で2,000万円、保険期間は10年間となりますので、基本構造部分について新築と同等の10年間の長期保証を提供できます。
また、母屋の増築の場合は、増築部分と既存部分の取り合い部分はリフォームかし保険では増築工事の対象部分として取り扱われるので安心です。
■ 増築部分の担保内容
施工不良等に起因して、増築部分に次の事由が発生した場合が保険事故となります。
◯ 保険金額(増築部分)
2,000万円
(注) 増築部分については、基本構造部分以外の部分の施工不良等は対象となりません。
なお、同一敷地内に「離れ」を新築する場合でも、「離れ」が母屋と共用設備がなく単独で居住できるようなものである場合は、母屋の付属建物ではなく資力確保義務の対象となると独立した住宅として取り扱われるため、「離れ」を新築する際には注意が必要です。
臨機応変に使えるリフォームかし保険!
リフォームかし保険は、大がかりなリフォーム工事や増築工事といったリスクへの対応のほか、延長保証や防水保証といったリフォーム工事への付加価値の提供にも活用できます。工事の用途に応じたリフォームかし保険の活用をぜひご検討ください。