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延長保証保険② ~延長保証保険とは?~

延長保証保険の特徴

延長保証保険は、単に構造・防水の10年延長保証を提供できるだけでなく、延長保証保険ならではのメリットがあります。

15年以内の住宅であればOK

延長保証保険は、新築の引渡しから15年以内の住宅であれば引受可能です。
10年目にメンテナンス工事を行わなかった住宅について、保証は一旦途切れてしまいますが、15年以内にメンテナンス工事を実施する場合は、工事完了から10年間の保証を提供できます。

自社のOB物件でなくてもOK

延長保証を提供できるのは、自社のOB物件に限らず、他社が供給した住宅でも可能です。
当社の引受事例として、供給会社のグループ会社であるリフォーム業者が10年目のメンテナンス工事を担当して延長保証を提供しているケースがあります。

保証期間中の売却にも対応

保険期間(保証期間)中に住宅が売却された場合でも、「転売特約」を付帯していれば、住宅を取得した方に対して保証を引き継ぐことができます。
保証の引継ぎをきっかけに購入者との関係をより強くすることができます。

保証開始前の事故にも対応

メンテナンス工事を10年以内に行った場合、保険期間は瑕疵担保責任の満了日の翌日から開始します。
しかし、万が一保険期間の開始前に事故が発生した場合で、メンテナンス工事の瑕疵が原因として新築の瑕疵保険で免責となる場合は、保険の支払対象として取り扱われます。

ストック循環ビジネスと延長保証保険

少子高齢化による人口減少や世帯数の減少により、将来的には新築住宅の大幅な着工減少が予想されています。また、長期優良住宅の普及や既存住宅の流通の拡大等、住宅をより良い状態で長く使うことが求められてきています。

本年の10月1日をもって、住宅瑕疵担保履行法の施行から10年が満了することもあり、保証の延長についても関心が高まっています。ストック循環ビジネスとしての定期メンテナンスのビジネスモデルの構築や、定期メンテナンスの提案に延長保証保険の利用をぜひご検討ください。

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