今回はかし保険躯体検査 前後の工事の注意点・Ⅶ (水平構面:小屋組について)を確認しました。
小屋組は床組同様に耐力壁に均等に力を流す役割があり、その上台風などの水平力への強度対応や雨漏れ対策など、施工にはかなり神経を使います。しかし現実的には図面に細かい指示があまり記載されておらず、ほとんど現場任せになっていることが多い箇所でもあります。現場担当として安全・安心な建物を造るためにどのように施工しなければいけないかをもう一度確認し、しっかりと施工していきましょう。
さて11回に渡りお送りしました『施工 虎の巻!』もいよいよ最終回となりました。
かし保険に関わる施工の注意点を皆様と確認してまいりましたが、
いかがでしたでしょうか?
皆様方の業務に少しでもお役に立てていたら幸いです。
何か困ったことがあれば過去の記事をご参照いただき、
便利にお使いいただければと思います。
これまでのご愛読、誠にありがとうございました。
では今回のまとめです。