不撓不屈(ふとうふくつ)志が堅くどんな困難にあってもくじけないこと
とある銀河系のある小さな街で・・
地盤のカリスマ ピエール・ジバンシー先生のもと
地盤判定のイロハを学んできたJ1号とJ2号。
いよいよ今回は仕上げのケーススタディ。
これまでの学びをふまえた成果は発揮できるでしょうか?
さて、ではケーススタディで
さらに具体的な選定方法を確認していこう。
その前に再度選定方法をおさらいしておくぞ。
さらに具体的な選定方法を確認していこう。
その前に再度選定方法をおさらいしておくぞ。
具体的な選定方法(再掲)
基礎の選定には大まかに2つの観点を掛け合わせて最適解を導きます。
○ 地形からの判定
○ 土質と年代からの判定
○ SWS試験結果からの基礎選定フローの例
*基礎選定については各事業者・法人により判断が異なります
*「基礎底面下」:
建物の荷重や敷地状況により違うが、小規模な木造住宅の場合、概ね深さ25~30㎝ぐらいまでは根入れ深さ(基礎埋め込み部分)に当たる。試験データはその下から自沈層の有無をチェックする
*「Nsw」:
荷重1.00kNで自沈が起こらなかった場合、ハンドルを半回転ずつ回し、25㎝貫入させるのに行った半回転数のこと。この数値が0だと回転せずにロッドが沈む軟弱地盤となる。チェックポイントでは測定地全地点での0.5KN以下の自沈層の数を確認する
事例2
- 地形区分:台地
- 地質区分:洪積層(砂層・粘性土層)
えーっと、この物件は地形・地質とも良好な地盤です。
さらに選定フロー図のチェックポイントのところで確認すると自沈層は0.75kNのみで基礎底面下8mまで、かつ2~5mまでに0.5kN以下の25㎝自沈層は存在しません。
周辺状況チェックシートからも異常がないようですので、
ベタ基礎でよいと考えます。
さらに選定フロー図のチェックポイントのところで確認すると自沈層は0.75kNのみで基礎底面下8mまで、かつ2~5mまでに0.5kN以下の25㎝自沈層は存在しません。
周辺状況チェックシートからも異常がないようですので、
ベタ基礎でよいと考えます。
そうだな。この物件は前回の事例1に似たケースだな。
周辺の状況を見ても建物外壁に亀裂等が見られず、良好な住宅地と思われる。
周辺の状況を見ても建物外壁に亀裂等が見られず、良好な住宅地と思われる。
その判断でよいだろう。よし、続けてもう一つの事例も見てみよう。