J1号・J2号!土の音や感触をよく確かめて!
ほら!ロッドをまっすぐにしないと正しく計測できないぞ!
ほら!ロッドをまっすぐにしないと正しく計測できないぞ!
はいっ!はいっ!
(…はあ、大変だあ~。これってすごく難しい・・。)
(…はあ、大変だあ~。これってすごく難しい・・。)
よし!予定の5か所終了だ!お疲れ様!
…ん?なんだ、どうした?大丈夫か?
…ん?なんだ、どうした?大丈夫か?
先っ・・生・・
お、疲れ様です。。
もうへとへとです。。
ぼくらちょっと調査舐めてました・・
お、疲れ様です。。
もうへとへとです。。
ぼくらちょっと調査舐めてました・・
KAKAKA! まあ、最初はみんなそうなのさ。
特にSWS試験は手動だと鉛直がとりにくいし、
作業には慣れが必要だな。
まあ、今は半自動式や自動式のものがあって、
機械任せにもできる。
ただ、君たちが今日やったような、
ロッドが入っていく時の微妙な音や感触は、
ある程度手動で経験しておいた方がいいんだ。
実際、音や感触はどうだった?
特にSWS試験は手動だと鉛直がとりにくいし、
作業には慣れが必要だな。
まあ、今は半自動式や自動式のものがあって、
機械任せにもできる。
ただ、君たちが今日やったような、
ロッドが入っていく時の微妙な音や感触は、
ある程度手動で経験しておいた方がいいんだ。
実際、音や感触はどうだった?
はい、あの、全く手ごたえの無い時と
なんかゴリゴリした感じがする時がありました。
なんかゴリゴリした感じがする時がありました。
あとは、ロッドがするする入っていく時と
じわじわ入っていく時がありました。
じわじわ入っていく時がありました。
うん、その感覚を磨くことが本当に大切なんだよ。
よし、帰って記録を確認しながら、試験データの見方と
この土地の状況について説明していくとしよう。
あ、検査途中で採集した
ロッドやスクリューポイントについた土を
忘れずにちゃんと持って帰ってくれ。
これも重要な調査データだ。
よし、帰って記録を確認しながら、試験データの見方と
この土地の状況について説明していくとしよう。
あ、検査途中で採集した
ロッドやスクリューポイントについた土を
忘れずにちゃんと持って帰ってくれ。
これも重要な調査データだ。
はい!わかりました!
初めてスクリューウエイト貫入試験を体験してみて、
疲労困憊したものの、地盤調査に大切な何かをつかみかけたJ1号とJ2号。
次回はいよいよ試験データの見方を確認していきます!
ジバンシー先生のワンポイントレッスン
今回は腐植土についてご説明します。
スクリューウエイト貫入試験では見つけることが難しい「腐植土」とは
湿地に生い茂った葦などの植物は、なかなか腐らないので、未分解のまま毎年枯れ葉が堆積していき、その結果、植物の繊維を多く含む地層が出来上がります。
これを腐植土と呼んでいます。
植物繊維を多く含むのでふかふかしており、岩の欠片や鉱物からなる砂や粘土とは全く違う性質を持っています。特に、隙間の多い腐植土の地層を含む地盤では、建物の荷重によって、大きな沈下が生じる場合があります。
腐植土は、湿地の植物によって作られるので、現地踏査の際に周辺に植生する植物の種類を見ておくことで、その存在を推測することができます。また、腐植土を対象としたスクリューウエイト貫入試験結果は、特徴的なデータを示すこともあります。
このようなことをあらかじめ知っておくと、腐植土の存在を予見し、不同沈下のリスクを低減することが可能になります。
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