とある銀河系の小さな街で・・
ある地盤セミナー会場にもぐりこんだ二羽の小鳥
彼らの名前は J1号 J2号
以前から地盤についてとても興味があり、今日のセミナーには何としても参加したいと遠い街からはるばるやってきました。
講師の名前はピエール・ジバンシー先生
地盤のカリスマとして、今や飛ぶ鳥も落とす勢い (いや、彼も鳥ですが・・)
さて彼のどこが人々を魅了するのか?
セミナーを少し聞いてみましょう。
皆さん!地盤を知るには何が必要でしょうか?
近隣のボーリングデータから考えます!
地盤調査データから沈下を判断します!
地形図を見て考えます!
廻りの建物を見て考えます!
ええっと、えっとどうすればわかるんだろう・・わからないよ。
みんなが言ってることは全部正しいと思うけど、どうなんだろう・・
皆さん!皆さんのご意見はすべて正しいです!
でも本当に大切なことを忘れてはいけません。
でも本当に大切なことを忘れてはいけません。
本当に大切なこと??
大切なことって・・・?
私たちは地盤の未来を考えなければいけないのです!
過去のデータや地形図・地盤調査データはもちろん必要な要素ですが
もっと大切なのは
その土地が『どうありたいか』
そして『どこまで変われるか』という未来を考えることです。
土地には命があり
毎日常に変化し続けています。
上に建てられる建築物によって 活かすことも殺すこともできます。
私たちにはこれから建てられる建物が長持ちし
その土地にお住まいになる方々が安全に生き生きと暮らせるよう
地盤としての可能性を判断し最適な答えを見出す使命があります!
データを基にすることは必要ですが
過去に縛られすぎると
地盤の未来を見ずに短絡的な判断をしてしまいがちです。
物事をいろんな局面から見て、
総合的に未来を見通す感性を持ちましょう。
温故知新! visiting old, learn new!
まさにこの言葉がすべてなのです!
過去のデータや地形図・地盤調査データはもちろん必要な要素ですが
もっと大切なのは
その土地が『どうありたいか』
そして『どこまで変われるか』という未来を考えることです。
土地には命があり
毎日常に変化し続けています。
上に建てられる建築物によって 活かすことも殺すこともできます。
私たちにはこれから建てられる建物が長持ちし
その土地にお住まいになる方々が安全に生き生きと暮らせるよう
地盤としての可能性を判断し最適な答えを見出す使命があります!
データを基にすることは必要ですが
過去に縛られすぎると
地盤の未来を見ずに短絡的な判断をしてしまいがちです。
物事をいろんな局面から見て、
総合的に未来を見通す感性を持ちましょう。
温故知新! visiting old, learn new!
まさにこの言葉がすべてなのです!
おおお!その通り!
わあ、さすがカリスマ!でも・・
でも、 どうやったら一番素敵な地盤の未来を見つけることができるんだろう?
小鳥たちは思わずジバンシー先生に駆け寄りました。
先生!僕たちを弟子にしてくださいっ!
僕たちはもっと、もっと地盤を知りたい、もっと学んでプロになりたいんです!!
ほう。。
…さてJ1号とJ2号
果たしてジバンシー先生に教えを乞い
立派に地盤の未来を予測できるプロフェッショナルに成長できるでしょうか?
次回をどうぞお楽しみに!
ジバンシー先生のワンポイントレッスン
さて皆さん、
そもそも地盤調査がなぜ必要になったかここで
確認しておきましょう!
そもそも地盤調査がなぜ必要になったかここで
確認しておきましょう!
= 地盤調査はどうして必要になったか =
戸建住宅において地盤調査(主としてスクリューウエイト貫入試験)が行われるようになったのは約40年ほど前からで、当時は大手ハウスメーカーが実施していました。
地盤調査が増加するきっかけとなったのは、2000年4月「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」の施行から。宅建業者や建設事業者は、引渡し後10年間、構造耐力上主要な部分の瑕疵について民法に規定する瑕疵担保責任を負うこととなりました。
住宅の地盤は基本構造部分には含まれないが、住宅の設計・施工を行う場合には、その前提として地盤の状況を適切に調査した上で、調査結果に対応した基礎の設計・施工を行うべき義務があるとされました。
つまり、品確法で義務化された10年間の瑕疵担保責任において地盤に起因する不具合事象は基礎設計の瑕疵として扱われることになり、事実上地盤調査結果に基づいた基礎設計が義務化されたことがはじまりです。