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外壁仕上げの施工リスクを考える!新築住宅かし保険の補償オプション ~共同住宅向け~

外壁仕上げの施工リスクを考える!新築住宅かし保険の補償オプション ~共同住宅向け~

マンションなどの供給事業者様の中には、共同住宅の雨漏れや構造のリスクよりも外壁仕上げの部分に不安を感じているという方も多いのではないでしょうか。

ハウスジーメンでは11月28日に、主に共同住宅に向けた新築住宅かし保険の新たな補償オプションをリリースしました。
大規模修繕かし保険などでもニーズが高かった「タイル剥落」や「塗膜」といった外壁仕上げの施工リスクに対応した内容となっております。

この記事では、「塗膜補償オプション」「タイル剥落補償オプション」について紹介いたします。

外壁仕上げの施工リスクに対応した補償オプション

新築住宅かし保険は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で10年間の瑕疵担保責任が義務付けられる耐力・防水性能のうち、基本的な部分をカバーするものであるため、外壁の仕上げ部分の施工瑕疵をカバーすることはできません

そこで、塗装工事やタイル工事に施工ミスがあった場合に雨漏れよりも生じるリスクが高い塗膜の膨れや剥がれ、タイルの落下といった事象に対応すべく検討を進め、国土交通省の認可を取得。新築住宅かし保険の補償オプションとして提供を開始しました。

塗膜補償オプション

新築時に施工した塗膜面に生じた膨れや割れ、剥がれが発生した際に、その是正に必要となる費用を補償します。
下地材の選択ミスや施工不良による塗膜事故のリスクに備えることができます。

特長
  • バルコニーや屋上に施工する防水層のトップコートの塗膜面も保証の対象
  • 塗装仕上げの塗り壁やALCを使用した戸建住宅でも利用可能
基本支払限度額2000万円/棟(住棟あたりの基本保険金額の範囲で変更可能)
対象建物塗装仕上げの部分を含む共同住宅
追加検査・提出書類等なし
※共同住宅の支払限度額と加算保険料は、住棟単位で適用します。
※保険料についてはお問い合わせください。

タイル剥落補償オプション

新築時に施工した建物外周部のタイルが落下した際に、その是正に必要となる費用を補償します。湿式・乾式を問わず、建物に内在するタイル落下のリスクに備えることができます。

特長
  • タイル落下発生時に生じていたタイルの浮きやひび割れも補償
  • 広い範囲で施工不良が生じていた場合は、早期の対応が可能
支払限度額500万円、1,000万円、1,500万円、2,000万円の選択制
対象建物タイル仕上げの部分を含む共同住宅
追加検査・提出書類等なし
※支払限度額と加算保険料は、住棟単位で適用します。
※保険料についてはお問い合わせください。

まとめ

現在は施工技術の変化や材料の質の向上で、以前よりもリスクは低下しておりますが、材料の選択誤りや施工時の天候といった要因による事故発生の可能性は考慮する必要があるのではないでしょうか。

工事金額が大きくなりがちなRC造の共同住宅だからこそ、これらの補償オプションを活用してそのリスクに備えてみてはいかがでしょうか?

ご相談はお気軽にお問い合わせください。

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