先見の明(せんけんのめい)事が起こる前にそれを見抜く判断力
とある銀河系のある小さな街で・・
地盤のカリスマ ピエール・ジバンシー先生のもと
地盤解析について学ぶ J1 号と J2 号。
今回は解析から最終的な判定方法について確認していきます。
では続けてもう一つの事例検証だな。
前回と同様の流れで見ていこう。
前回と同様の流れで見ていこう。
事例検証1
測定点位置確認
○ 地盤の傾斜状況
調査地は盛土により前面道路より中央に向かってなだらかに高くなっている状況です。
この土地は沖積層の地層。
谷底低地にあり、盛土で造成したばかりの地盤です。
盛土の深さは0.7~1mまで。南側に川がありますね。
危険予知の要素の記載はないですが、 近隣の電柱や前面道路、
近隣建物の外壁の亀裂や傾きがかなり気になりますね。
谷底低地にあり、盛土で造成したばかりの地盤です。
盛土の深さは0.7~1mまで。南側に川がありますね。
危険予知の要素の記載はないですが、 近隣の電柱や前面道路、
近隣建物の外壁の亀裂や傾きがかなり気になりますね。
チェックリストの確認
そうだな、この土地は谷底低地(こくていていち)にあるというのがポイントになる。
谷底低地とは谷底平野のうち、台地を刻む谷底での堆積物でできている地盤で
台地や丘陵地など、本来は頑丈な洪積層の地盤のなかでも、
特にくぼんでいる箇所に堆積物が積み重なってできた軟弱地盤だ。
谷底低地とは谷底平野のうち、台地を刻む谷底での堆積物でできている地盤で
台地や丘陵地など、本来は頑丈な洪積層の地盤のなかでも、
特にくぼんでいる箇所に堆積物が積み重なってできた軟弱地盤だ。
○ 谷底低地の概念図
周辺は頑丈なのに谷底低地の範囲だけは軟弱なので、
対象地での正確な読み取りが重要になる。
予備情報を確認したところでSWS試験データのチェックだ。
対象地での正確な読み取りが重要になる。
予備情報を確認したところでSWS試験データのチェックだ。
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