長目飛時(ちょうもくひじ):遠くの事をよく見る目と、よく聞くことのできる耳の意で、情報を収集し、物事を深く鋭く判断すること。
とある銀河系のある小さな街で・・
セミナー会場で地盤のカリスマ、ピエール・ジバンシー先生のお話に感激し
思わず弟子入りを申し出たJ1号とJ2号。
しかし、ジバンシー先生は諾とも否とも言わず、また連絡する。。の言葉を残し
その日は散会しました。
J1号とJ2号はジバンシー先生からの連絡を
短い首を長~くしてひたすら待ち続けています。
さてセミナーから1ヶ月程たったある日のこと…。
おおっと!危ないっ!(こけかかる)
ね、ね!なんて書いてあるの?僕らを弟子にしてくれるの?
KAKAKA! さてなんと返してくるか楽しみだ。
さて皆さん、今回は地盤の役割についてお話ししましょう。
地盤の役割はその上に建つ建物を長きにわたってしっかりと支え続けることですね。
それにはまず、その土地が経年変化を経ても建物の重さにへこたれない強さを持っていることが求められます。地盤のもともとの強さは「支持力」(kN/㎡)という指標で表され、主に地盤調査データから調べることができます。
次に大切なのはバランス悪く沈んだり歪んだりしないことです。
地盤は水と空気と土から構成されており、水分を多く含んだ地盤では建物が建つと、徐々に水や空気が抜けていき、体積が減少していきます。
これを「圧密沈下」といいます。
圧密沈下は、主に粘土地盤に起こり、建物が建ってからすぐに現れるのではなく数ヵ月~数年経過後に発生し、一度沈下し始めると建物の荷重と地盤の強さがバランスを得るまで継続します。全体的にまっすぐ沈下し、その後しっかり固まるならば大きな問題になりませんが、地盤の沈下高さに差があると建物が傾いてしまうこともあるでしょう。
部分的に荷重が加わると、骨組みにあたる構造材にゆがみが生じ、周辺部材が斜めに変形してしまい、その構造材につながる壁や床までゆがみが伝播してしまいます。
このような状態を「不同沈下」と呼びます。
建てたばかりの頃はちゃんとしていたのに、1年後に扉がぴったりと閉まらなくなったというのは、すでに不同沈下が生じている可能性があるのです。
ここまでをまとめると、地盤には「強さ」と「バランス」の2つの要素がとても重要なポイントになるのです。
では、続けて不同沈下の内容について・・・
そこにJ1号とJ2号が飛び込んできました。
ちょっとそこからは僕らにも教えてくださいっ!
実はよくわからなかったんです。すいません…