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マンション長寿命化促進税制が創設
~大規模修繕工事に付加価値を~

マンション長寿命化促進税制が創設~大規模修繕工事に付加価値を~

令和5年度税制改正大綱に「長寿命化に資する大規模修繕工事※を行ったマンションに対する特例措置」マンション長寿命化促進税制)の創設が盛り込まれました。(今後の国会で関連税制法が成立することが前提)
※長寿命化に資する大規模修繕工事:屋根防水工事、床防水工事、外壁塗装工事

施策の目的は、多くの高経年マンションにおいて、高齢化や工事費の急激な上昇により、長寿命化工事に必要な積立金が不足しており、長寿命化工事が適切に行われないと、外壁剥落・廃墟化を招き、周囲への大きな悪影響や除却の行政代執行に伴う多額の行政負担が生じることとなる為、必要な積立金の確保や適切な長寿命化工事の実施に向けた管理組合の合意形成を後押しすることのようです。

行政代執行により
除却したマンション

外壁が剥落し、アスベスト飛散のおそれ

行政代執行費用:約1.2億円

※令和5年度国土交通省税制改正事項より抜粋

マンション長寿命化促進税制 概要

マンション長寿命化促進税制の概要は下記のとおりです。

対象となるマンションの要件
築後20年以上が経過している10戸以上のマンション
長寿命化工事を過去に1回以上適切に実施
長寿命化工事の実施に必要な積立金を確保積立金を一定以上に引き上げ、「管理計画の認定」を受けていること等
※地方公共団体の助言・指導を受けて適切に長期修繕計画の見直し等をした場合も対象
長寿命化工事の実施
マンションの各区分所有者に課される
工事翌年度の固定資産税額(建物部分:100㎡分まで)を減額する
減額割合は、1/6~1/2の範囲内(参酌基準:1/3)で市町村の条例で定める

▼マンション長寿命化促進税制について詳しく知りたい方はこちら

大規模修繕工事×大規模修繕かし保険

マンション長寿命化促進税制は、令和5年4月1日から令和7年3月31日までの間に完了した長寿命化工事が対象となりますので、ご検討されてはいかがでしょうか。ただ大規模の修繕工事ですと、下記のような不安を抱えていると思います。

アバター
工事施工会社様
他社との差別化も含めて防水の長期保証を提供したいが、事故があった場合のリスクに備えておきたい

上記のような課題は、「ハウスジーメンの大規模修繕かし保険」をご検討ください。ハウスジーメンの大規模修繕かし保険は、外壁の再塗装や目地の補修、屋上の防水工事、給排水管路の更新(交換)などの工事の瑕疵を、工事内容に関係なく10年間担保します。(外部鉄部の防錆工事は3年間です。)


■大規模修繕かし保険の対象となる部分
工事の対象部分が保険の対象となります。
外部鉄部が保険の対象となるのは、防錆工事を行った場合に限ります。

構造躯体部分基礎、基礎杭、壁、床版、屋根版といった住棟の積載荷重等を支える部分10年間
雨水の侵入を
防止する部分
屋上や外壁、その開口部の建具のほか、雨水用の排水管のうち住棟内を貫通している部分
給排水管路敷地内に設置する 給水管給湯管排水管等の管路
※水道事業者等が管理する部分や設備機器に関わる部分は対象外
住宅設備敷地内に設置する 給排水設備、電気設備、ガス設備、消防設備、機械設備等の設備
※電力やガス等の供給者が管理する設備は対象外
外部鉄部バルコニーやテラス、屋上の手すりや柵、共用階段等の鉄部3年間

■保険金額
次の金額から申込者が選択する額となります。
(大規模修繕工事の請負金額が消費税適用前の金額で1億円を超える場合は、1億円以上の金額から選択します
)

1000万円1億円
2000万円2億円
3000万円3億円
5000万円4億円
5億円

詳細については約款集や重要事項説明書を参照してください。

▼大規模修繕かし保険について詳しく知りたい方はこちら

▼大規模修繕かし保険の 料金 について詳しく知りたい方はこちら

まとめ

マンションの長寿命化に向けて国が動き出しましたので、今後も税制優遇が継続される可能性があります。
大規模修繕工事や給排水管路・住宅設備の更新・新設など工事のリスク対策とともに、10年間の瑕疵保証という付加価値をプラスすることで、不安の解消・他社との差別化により受注に貢献できるのではないかと考えております。

大規模修繕かし保険をぜひともご活用ください!


▼大規模修繕かし保険について詳しく聞きたい方はこちら

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