保険契約締結証明書が届いたら
4月に入り、ハウスジーメンから保険契約締結証明書と保険契約締結証明書【明細】が届きます。それぞれの内容をしっかりと確認しましょう。
届出書の作成
保険契約締結証明書や明細書の内容に相違がない場合は、所管行政庁への届出書を作成します。届出書は届出者が宅建業者か建設業者かで書式が違います。また取得している免許・許可が国土交通大臣のものか都道府県知事のものかで提出先が変わります。それぞれの所定の書式を国土交通省のホームページからダウンロードして内容を記載し、保険契約締結証明書、明細書とともに所管行政庁に提出してください。
建設業許可と宅建業免許の両方を受けている場合は、請負契約に基づき引き渡した新築住宅については建設業者として、売買契約に基づき引き渡した新築住宅については宅建業者として、それぞれの届出手続きが必要となります。
※ 提出する行政庁がわからない場合はこちらから検索できます。
提出書類は免許・許可の種別と事業形態で書式が変わり、提出先も違うことに注意
期間内の引渡し物件がない場合
資力確保措置の届出は過去10年間に新築住宅の引渡実績がある住宅事業者はすべて対象となります。
そのため、過去10年間にハウスジーメンで保険証券の発行実績があり、かつ期間中の引渡しが0件の場合は
届出が必要なことの案内のために0件の保険契約締結証明書を発行します。
ただし、届出を行う際に、保険契約締結証明書の添付は原則不要となります。
保険契約締結証明書【明細】の件名が違う場合
ハウスジーメンから送付された保険契約締結証明書【明細】は、引渡し物件リストとして提出できます。申請書類として利用する場合は、許可番号・商号・氏名を記載して提出してください。
また、記載されている物件の件名等が違う場合は自社で訂正のうえ、提出が可能です。
※ 記載されている物件の件名等が違う場合の訂正方法については、所管行政庁に直接確認をお願いします。